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map1 1-5

だんだん何を書こうとしていたのかさえあやふやふや、おかしくなりつつありますが。
書くことが、コメ返しになるかと、続けていきます。グダグダ乱文を、楽しんでくださいませ。

map1 1-5
m駅は、終電間近で混雑していた。彼女の人目を引く姿に、変わりはなく、微妙に道が開いていく。付いて歩いている私は、執事のような気分になってきた。
「やっぱり目立つのかな」
「地味じゃないな。私といるから、余計にチグハグで目立ってるのもあるだろうけれど」
「ホテルは近い。おなかは大丈夫。もう少し飲みたいけれど」
「じゃあ、買って来ようか、部屋で飲めばいいんじゃないかな」
「りょうかい。わたし、ここで電話かけてるわ」と駅の周辺地図案内板を見ながら、携帯を耳にあてた。
私は、彼女から冷たい何かを感じ、方向も考えずに歩き出した。駄目だな。これじゃ恋愛初心者の嫉妬妄想だな。
リカーショップを見つけ、さっきは白だったし、赤とロゼを買った。まだ、私はどうすればいいか悩んでいた。好きならば、抱けばいいって年ではなくなってきている。何かもっと大事にしたい感覚が。年をとったからからなのか。それとも一抹の不安が、まだあるのだろうか。拒否する気も無いのに、悩んでしまう。ホント弱いな。戻ってみると、やはり彼女は立っていた。消えているんじゃないかと思ったのに。それも柔らかい笑みを浮かべながら。
「赤とロゼで良かったかな」
「じゅうぶん。行こう」彼女は、私の手を包んだ。
私はもう駄目だった。いや二人はもう止まらなかった。
チェックインした。10階。いい部屋だ。高そうだ。今日は価格については無視する。
彼女は、スカーフを外しながらヒールを脱いだ。
「ヒールは疲れる。好きだけど、長い時間は無理」
「男には履けないだろうね」
「シャワー浴びていい?コンタクト外したいし」
「あああ、どうぞ」
「わかりやすい人。じゃあ先に」
彼女は、マルボロをもみ消し、ボタンを外しながら、バスルームに消えた。
「お願いできます。氷とワイングラス欲しい」カレに頼むような甘い声がバスルームから聞こえてきた。入っていっても受け入れられそうなぐらいだ。
「あああ、わかった」息が詰まってきた。部屋案内を見ながら、フロントに電話を入れた。
「氷とワイングラスを2つお願いしたいんですが。それにサンドイッチのような軽食は有りますか」
「三元豚のカツサンドなどがあります。メニューがはさんであるかと思いますが」
「それでいいです。お願いします」
「はい、かしこまりました。15分程度でお持ちいたします。ありがとうございます」
シャワーの音を聞きながら、ワインをテーブルにゆっくり並べてみた。彼女は赤から、それともロゼからかな。私も靴を脱ぎ、彼女のヒールの横にそっと並べてみた。ずっと並んでいられるのだろうか。彼女の倒れたヒールを立てながら、ふと思っていた。窓から、街を見下ろしてみた。今、私はこの街で1番の幸せ者かもしれないな。何かのご褒美?カメでも助けたかな?
コンコン。コンコン。ガチャ。
「失礼致します。カツサンドお持ちいたしました。テーブルまでお運びいたします。」
「お願いします」さあ、パーティーの準備は整った。さあ、どうなる。
ガチャ。
「お待たせ。やっと一息ついた。あなたも浴びるでしょ」
バスローブで、いきなり登場するかな。胸元への私の視線に気づいた。
「下着つけてますよ。それにわたし小柄だから大丈夫でしょ」
「あああ、入ってくる」やられっぱなしだな。
シャワーをどれくらい浴びていただろう。
出たら、自分の部屋に戻ってるんじゃないだろうか。
お客様はお一人でチェックインされましたよとフロントで言われるのか。
出来事が分解されてしまい、掴めなくなっていきそうだった。
ガッチャ。ゆっくりゆっくりバスルームを脱出した。
真っ暗になっている。
「どうしたの」
「ちょっと暗い?」
徐々に目が慣れてくると、そんなに暗いわけではなかった。
「ロゼからがいい。氷入れて欲しい」彼女はパソコンの画面を見ながら。
私は、ワインを開け、彼女のグラスに氷を入れた。
「珍しいね、氷って」
「そう?苦味が無くなるわ。キンキンに冷えてれば、要らないけど」
心地いい音楽が流れている。
「有線?」「いいえ、私のパソコン」
「誰?」「ジャズトロニックjazztronik」
「知らないなあ。でも、いい感じだな」「でしょ。チームみたい。決まった人たちじゃなくて、その時その時でメンバーは変わるらしいわ。でも、ヘッドは決まってるみたい。わたしも詳しく知ってるわけじゃないけど」
曲は変わったが、相変わらず心地いい。
「一つだけ、聞いていいかな。こんなこと聞くのは、カッコ悪いかもしれないけれど」
「ええ、いいわ。気になってることは聞くべきよ」
「ここのホテルは、こんな感じだろ」ダブルベッドに目をやった。
「こうなると思ってたのかな」
「あはは、そういうこと聞いたら、嫌われるよ。そこまで、軽くないですよ。ある意味軽いかな。簡単なことなの。3軒予約したの。別々の部屋。ツインの部屋。それとここ」
「第一関門突破したと?」「お互いさま。じゃあ、わたしたちの鍵に乾杯」グラスは軽快な音を鳴らした。

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コメント

おっと ブログパーツの更新記録を見落としてました、私のブログへの訪問記録を見て、飛んできましたよー^^

 「全然、読みに来ないじゃん(怒)」
って、腹を立ててませんでしたかw

それはそうと、なんか小説の雰囲気が妖しくなってきましたねえ。

読んでいて、「ああ、そうだよな」って思ったのは
デートの途中で携帯なんかで通話を始められると、がっかりしますよね。

それから、今回の展開では
「シャワー浴びていい?コンタクト外したいし」
「私も靴を脱ぎ、彼女のヒールの横にそっと並べてみた。ずっと並んでいられるのだろうか。彼女の倒れたヒールを立てながら、ふと思っていた。」
こういう描写にすごく、リアルさを感じてしまって、
「ああ・・・クロライさんは、きっと今までに、こういう経験をたくさんしてきたから、書くときに、スッと出てくるのだろうな」
って、ちと羨ましく思いました。w

それとも、全く想像の世界なのでしょうか?まさかね。


でも、私なんか、もし経験があったとしても、書くときにこういうふうにスッと出てこないだろうなって改めて思います。

場面をしっかりと記憶に定着させて、それを文として綴れるのって、やっぱり才能なんだろうなと思ってしまいます。

行き当たりばったりの展開なのかもしれないけれど、書き始めると、おそらくイメージが次から次へと湧き出てきて、筆が自然と走る(今風にいえば、指が自然とキーボードを叩いている)という感じなんでしょうね。

こういうふうに、どんどん書いていくことができたら楽しいだろうなって思います。私がプログラムをいじるのと同じ感覚なのかな。

時間が経つのを忘れるような。

今回も、次回に引っ張りますね^^ 子供の頃見た紙芝居みたに、次への期待が膨らんじゃいました^^

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ゴリラ系ゴリラ

Author:ゴリラ系ゴリラ
なんとなく浮かんだStoryが膨らんでいくときが最高。

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