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map1 1-3

「map1」 1-3 小文字になったり 大文字になったり、題名の意味もだんだんずれてきた感じです。

彼女はノートパソコンと、鍵を手早くテーブルの上に出した。
「ところで、どういう事だと思ってます?」真剣な顔になるときも、一瞬右目が細くなる。
「考える暇も無いまま、今のこの状態ですから。全く白紙から考えないと無理だ。それより、m駅に着くのは夜中ですよ。予約だけでも入れましょうか。」さっきもらったパンフレットを彼女に見せようとすると、押し返された。
「もう予約とってるから、大丈夫。それより鍵はどこで手に入れたの?」
私は、慌ててポケットから青い鍵を取り出し、赤い鍵の横にそっと置いた。
手に入れた経緯と、子豚のニュースを話した。
彼女は、PCの電源を入れ、YOU TUBEで検索し、そのニュースにアクセスした。
ハイスピードで、ミスの無い指の動きは、優雅にさえ感じさせる。
じっと見ている私の視線の先に有る、自分の指を冷たい目で見入る彼女。
「喋れない分、こっちに能力が備わったのかも」
「さっきから、喋るのも大丈夫になってきてるよ」
「緊張すると駄目だし、理由も無く駄目だったりで、わからない。精神的なものって、言われたことも有るけど。
大丈夫ってことは、あなたはわたしをリラックスさせ ている ってこ とだ と、思う」
「ほら、緊張してく る と だめ」
「すまない。もう言わないよ。そこ、そこストップ」画面に鍵とHELPの文字が映っている。
「あああああ、凄い。それに今からm駅なんでしょう。単なる偶然?」
「全くお手上げ。単なるイタズラかと思っていたけど、このニュースに君の出現。偶然やイタズラじゃないだろうな。ただ、君が絡んでるとすれば、わからない」
「そうね。わたしは鍵をどこで手に入れたか。あなたをなぜ見つけたか。と言う話。
信用してもらうしかないけれど、鍵はキーケースに昨日から入っていたの」
「どういうこと。いきなり」何を言ってるんだ?はああい、ここにキーケースが有りますからね。ここに赤キー君入りましょうねってか。嘘でもいいから、もうちょい騙されそうな話をしてくれよ。
「昼にロッカーを開けようとしたら、ラングーンのカ  ウンターに急げ  ってメモと、この鍵がキーケ  ースに」彼女の声がかすれたようになり、聞こえにくいレベルまで下がった。
「すまない、責めてるわけじゃないんだ。対応できない自分がもどかしいんだ。そうだ、そのメモはどうしたの」
「ごめんなさい、捨てたかもしれないし、よく覚えてないの」
それって、一番大事じゃないのか。やはり彼女は、私を何らかの理由で連れ去る必要が有るのだろうか。
仕事のライバル。私には無縁だ。主要ポストではないし、それ以前にそんなライバル視されるような会社でもない。
個人的にも、そんな問題起こした覚えはないが。結局、鍵を拾った事が、原因か。それにしても、こんな中年男をターゲットにする理由なんて有るのか。
いや、彼女も同じように被害者だとしたら、2人まとめて連れ去れる。
私が知らない間に、誘導係りになってるとしたら。
どっちなんだ。彼女を信用していいのか。

じっと見ている彼女の視線が熱い。
「やっぱ り別に行動 した 方が、いい?」
彼女は、大丈夫だ。こんな別次元のタイプを使わないよ。絶対。
再度、今の言葉で決めた。
さあ、何て言いますか。これで失敗すると、手の届かない所へ。
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真剣な顔になるときも、一瞬右目が細くなる
ハイスピードで、ミスの無い指の動きは、優雅にさえ感じさせる
じっと見ている私の視線の先に有る、自分の指を冷たい目で見入る彼女
彼女の声がかすれたようになり、聞こえにくいレベルまで下がった。
・・・・なんとすごい描写力(@@)一般人には無理です。やはりこれは○○○賞を目指して書き進めるしかないですね。

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Author:ゴリラ系ゴリラ
なんとなく浮かんだStoryが膨らんでいくときが最高。

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